「塗り壁・モルタル」も根強い人気があります。「塗り壁・モルタル」とは、セメントと砂、混和材を混ぜ、水を加えて練ったモルタルを下地に樹脂系の素材や漆喰、珪藻土を塗装とする方法です。仕上げは、樹脂系の素材を吹き付けたり、コテやローラーなどで多様な模様を施したものがよく見られます。仕上げの方法によってさまざまな表情が生まれるのが大きな魅力で、その独特の風合いや温かみに豊かさを感じる人も多いようです。最近は健康住宅への関心の高まりや環境への配慮から、漆喰や珪藻土といった自然素材の塗り壁も増えています。【漆喰】は、消石灰を結合材とする塗壁・モルタルのことで、吸放湿性能が優れています。また、カビや細菌も発生しにくい素材です。【珪藻土】は、植物性プランクトンの遺骸が蓄積されてできた土です。調湿・保湿性があり、耐火・断熱性能に優れています。有害物質の吸着・脱臭も期待でき、土に還る素材です。【漆喰】も【珪藻土】も、いずれも年月が経つと地震などによる亀裂が出てくることもありますので、塗装の種類によって5〜10年程度で、再塗装や修繕の検討をするとよいでしょう。

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